不正出血でわかる婦人科の病気
*
ホーム > 妊娠の異常 > 稽留流産(けいりゅうりゅうざん)

稽留流産(けいりゅうりゅうざん)

稽留流産とは

妊娠6~7週目に多く、子宮組織の代謝が悪くて良い胎盤ができないために、胎児への血液供給がうまくいかず、胎児の発育が停止してしまい、2週間以上経過してしまう場合を稽留流産といいます。

切迫流産とは違って、治療しても妊娠を継続することは不可能な状態なため、人工的に掻爬を行わなければなりません。

稽留流産の大きな原因は運動不足とも言われています。

妊娠して安静にばかりしていると、血液のめぐりが悪くなってしまい、胎児への血液供給がうまくいかなくなって稽留流産をまねく場合もありますので、適度な運動をするよう心がけましょう。


稽留流産の症状

胎嚢や心拍音の確認できない。1度は確認できた心拍がその後止まってしまったなどです。

放置しておくと強い腹痛と大量の不正出血をともない、場合によっては子宮内に感染を起こして最悪子宮を摘出しなければならない場合もあります。


稽留流産の診断と手術

稽留流産の診断については、心拍の消失の診断は慎重になされるべきで、数日後に再検査するなどの慎重な対応が必要な場合もあります。

残念ながら稽留流産が確定したら、子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術(子宮内掻爬術)が必要になります。

59.gif


関連記事

侵入奇胎(しんにゅうきたい)
侵入奇胎の症状 妊娠した時と同様の症状で吐き気や嘔吐、おっぱいが張るなど。 不正...
着床出血(ちゃくしょうしゅっけつ)
着床出血とは 妊娠の異常カテゴリーに入っていますが、着床出血は妊娠の異常ではあり...
稽留流産(けいりゅうりゅうざん)
稽留流産とは 妊娠6~7週目に多く、子宮組織の代謝が悪くて良い胎盤ができないため...
子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)
子宮外妊娠とは 受精卵が、子宮内腔以外の場所に着床して発育することを子宮外妊娠と...
前置胎盤(ぜんちたいばん)
前置胎盤とは 前置胎盤とは妊娠時に子宮の出口(子宮口)寄りに胎盤ができ、子宮口を...
常位胎盤早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)
常位胎盤早期剥離とは 通常、胎盤は胎児の娩出後に自然に子宮から剥がれてきますが、...
切迫流産(せっぱくりゅうざん)
切迫流産とは 妊娠中に流産の症状が合併した状態を切迫流産と言います。 「流産にな...
絨毛がん(じゅうもうがん)
絨毛がんとは 妊娠が終了したあと(流産、早産や、胞状奇胎を含む)に、子宮に発生す...
胞状奇胎(ほうじょうきたい)
胞状奇胎とは 卵子の異常、あるいは受精の失敗により、子宮内がぶどうの房のような嚢...