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卵巣腫瘍(らんそうしゅよう)

卵巣腫瘍とは

卵巣は、からだの中で最も腫瘍が発生しやすい臓器で、卵巣腫瘍は女性なら誰にでもかかる可能性のある病気と言われています。

また、卵巣腫瘍にはいくつかの種類にわけられます。女性がかかる卵巣腫瘍の9割は良性、残り1割が悪性に分類されます。

卵巣腫瘍は、大きくは「嚢胞性腫瘍」と「充実性腫瘍」の2つのタイプに分けられ、嚢胞性腫瘍は、卵巣嚢腫と呼ばれます。卵巣嚢腫ほとんどが良性といわれています。

一方の充実性腫瘍は、中に組織が詰まったコブのように硬い腫瘍です。
良性型もありますが、80~90%は悪性の卵巣がん、あるいは良性と悪性の境界型です。

つまり、卵巣腫瘍のうち卵巣嚢腫が9割、卵巣がんが1割の確率であると言えるでしょう。

卵巣嚢腫は更に
・皮様のう腫
・偽ムチンのう腫
・しょう液性のう腫
・チョコレートのう腫
などに分類されます。

ただし、卵巣は「サイレント臓器」といわれるくらいですので、卵巣腫瘍は自覚症状が出にくく、発見が遅れがちな病気です。

茎捻転や破裂を起こして、はじめて腫瘍が発見されるというケースも少なくありません。早期に発見するためにも、30歳になったら、年に1回、婦人科検診を受けて、卵巣腫瘍の有無を検査してもらいましょう。

卵巣腫瘍の症状

卵巣腫瘍は初期の自覚症状がほとんどない場合が多く、悪化すると腹部膨満感、下腹部痛、不正性器出血、便秘、頻尿などさまざまな症状があらわれます。

卵巣腫瘍は、腫瘍のサイズがかなり大きくなってからではないと、腹部膨満感などの症状が出てきにくい病気のため、どうしても発見が遅れがちになります。

腫瘍が大きくなってウエストサイズが大きくなり、スカートやパンツがきつくなったため、はじめて腫瘍に気づくといった場合もあります。

卵巣腫瘍は診断してもらわないとはっきりわからない病気ですので、上記の症状に気づいたら、早めに婦人科を受診しましょう。


尚、卵巣腫瘍の治療については腫瘍の種類によって異なります。

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