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子宮内膜がん(しきゅうないまくがん)

子宮内膜がんとは

子宮体がんは子宮内膜に発生する子宮内膜がんと子宮筋に発生する子宮肉腫の、大きく2つに分類されます。

子宮体がんのうち95%以上が子宮内膜がんであるため、子宮体がんの別名とも言われています。

発生率のピークは60~70歳ですが、5%弱では40歳以前に発生しています。

子宮体がん(子宮内膜がん)になる危険性は、エストロゲンの分泌が増加している女性ほど高いことがわかっており、またエストロゲンを長期投与した人、ホルモンバランスが崩れている人もリスクが高くなります。

肥満、高血圧などが子宮内膜がんに関連があることもわかっています。

この他にも未経産、不妊、糖尿病の女性も子宮体がん(子宮内膜がん)の危険因子となっています。

子宮内膜がんの症状

不正性器出血 
  
性交後や生理でもないのにおりものに血液が混じる



子宮内膜がんの診断

不正出血等の症状があってから子宮体がん(子宮内膜がん)と診断されても、その時点では約60%が早期であり、きちんと治療すれば約80%は治癒すると言われています。

ですから、子宮体がん(子宮内膜がん)の診断で最も大切なのは「初期症状である不正出血を放置しないこと」ということです。

なお、子宮内膜がん(子宮体部がん)は卵巣摘出が不可避とされてきましたが、45歳以前に早期発見した場合卵巣転移率は非常に低く、卵巣を切除せずに手術を行ってもがんの再発はないとの臨床結果が韓国で発表されています。

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